自分が人間ドックに行くのは構わないけれども、パートナーが行きたがらないという困ったケースもあるようです。確かに、人間ドックに行く義務というのはありません。基本的に全額自己負担になってしまいますし、多くの人は国が年に一度実施している法定健診さえ受けていれば、健康診断として問題ないと思っているようです。しかし、国が実施している法定健診では、がんの有無や脳機能までは調べていないことが多いです。
また、血液検査の内容も、人間ドックに比べると調べられる内容が乏しいケースも多いです。血液検査は病気について多くのことを語ってくれる有効な検査ですが、それも調べられる項目が少ないと、十分に威力を発揮できない可能性が高いです。こういった理由から、自分以外の人を人間ドックに連れていきたいという思いを抱いているのならば、まずはそれを相手にしっかり伝えることです。よく、人間ドックは健康マニアが受けるものだと誤解している人もいますが、別にマニアではなくても将来の死亡率を下げるために有効ということで、多くの人が利用しています。
実際、予防医学会も検査を受けることを勧めており、それが苦しい治療をなくす最たる方法だと断言しています。自分以外の人を誘うのは、簡単そうで難しいものです。特に相手が必要性を感じていない場合や、検査を怖がっているとそのような状況に陥りやすいです。この場合には、旅行と検査が一緒になった気持ちを楽に持てる方法などを使うと良いかもしれません。
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